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鷹山の3神体、勇壮な扇子に 祇園祭授与品、芸大生が考案

鷹山のご神体人形を主題に絵を描いた扇子を手にする中村さん(京都市西京区・市立芸術大)
鷹山のご神体人形を主題に絵を描いた扇子を手にする中村さん(京都市西京区・市立芸術大)

 祇園祭の後祭(あとまつり)の休み山で2022年の巡行復帰を目指す鷹山(京都市中京区三条通室町西入ル)の鷹遣(たかつかい)、犬遣(いぬつかい)、樽負(たるおい)の3体のご神体人形を題材に、京都市立芸術大の学生が絵を描いた扇子が制作された。3体がタカ狩りをする様子がいきいきと扇面上で展開されている。

 扇面左端には鷹遣がタカを放した様子が描かれる。中央部では酒樽を背負い、ちまきを手にした樽負がその動きを見守る。画面右端の犬遣も犬を連れながらタカの行方を追う構図となっている。

 絵を描いたのは日本画を学ぶ美術学部4年中村美葉さん(22)。鷹山は市立芸大と連携しており、昨年図柄を学生向けに募集した。鷹山保存会へのプレゼンテーションで中村さんの作品が選ばれた。

 市立芸大の川嶋渉教授(日本画)は「提案作品には線や模様を使ったデザイン的なものが多い中、中村さんだけが絵画を描いた。そのセンスが評価されたのではないか」と話す。中村さんは「多くの人に使ってもらえるのが楽しみ」と期待する。23日まで三条通室町西入ルで授与する。2500円。

【 2018年07月22日 08時40分 】

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