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明治~戦前の山鉾紹介 祇園祭、かつての巡行路や生稚児も

通りごとにさまざまな山鉾の写真が並ぶ会場(京都市中京区・NTT西日本三条コラボレーションプラザ)
通りごとにさまざまな山鉾の写真が並ぶ会場(京都市中京区・NTT西日本三条コラボレーションプラザ)

 明治から戦前までの祇園祭の絵や写真を集めた展示「祇園祭の移りかわり」が京都市中京区烏丸通三条上ルのNTT西日本三条コラボレーションプラザで開かれている。明治の画家が描いた絵や、今は巡行していない通りを進む山鉾の写真などが並ぶ。

 会場では約150点を展示する。絵画の一角では明治期の画家久保田米僊(べいせん)が描いた長刀鉾の油彩画や、1904(明治37)年の前祭(さきまつり)巡行順を紹介した山鉾の絵入りの番付が並んでいる。

 また写真は山鉾の巡行した通りごとにコーナーを設け展示する。四条通や御池通の現在の巡行路だけでなく、かつて山鉾が通った松原通や三条通の作品もある。今では稚児人形を使用している月鉾と放下鉾が生稚児(いきちご)を載せて巡行している珍しい写真も陳列されている。

 京都の祭事を研究する「都のまつり文化研究会」(下京区)が明治150年に合わせて開いた。同会の中野貴広事務局長は「後祭宵山期間に合わせた展示となっている。写真や絵と実際の山鉾をぜひ見比べてほしい」と話す。31日まで。無料。

【 2018年07月23日 09時00分 】

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