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近世の京名所や祇園祭、図屏風で克明に 特集展示で紹介

京都の寺社や祇園祭の山鉾を描いた江戸時代の名所図(京都市下京区・龍谷大龍谷ミュージアム)
京都の寺社や祇園祭の山鉾を描いた江戸時代の名所図(京都市下京区・龍谷大龍谷ミュージアム)

 江戸時代に描かれた図屏風(びょうぶ)を通して当時の京の名所や祇園祭のにぎわいを紹介する特集展示「近世京都の寺社参詣」(龍谷大龍谷ミュージアム、京都新聞主催)が、京都市下京区の龍谷ミュージアムで開かれている。西国三十三所巡礼の見どころを紹介した本もあり、観光名所としての京の魅力が時代を超えて伝わってくる。

 同ミュージアムのシリーズ展「仏教の思想と文化-インドから日本へ-」の一環。「東山祭礼遊楽図」には、祇園祭の山鉾を楽しむ見物客の様子や神社の鳥居近くで踊りに興じる人々の姿が、生き生きと描かれている。別の「東山遊楽図」には西国三十三所巡礼の最中と思われる男性2人が祇園社の門前に腰を下ろす姿があり、独特の衣装が興味深い。

 江戸時代後期に書かれた西国巡礼の当時のガイドブックでは、寺社の縁起や行者の心得のほか、道中の見どころなども紹介していて、来館者が見入っている。8月19日まで。月曜休館。

【 2018年07月23日 15時10分 】

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