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宇宙の細密画、まるでカラー写真 滋賀・長浜で原画展

宇宙の光景を緻密に描いた自作を眺める岩﨑さん(長浜市国友町・国友鉄砲の里資料館)
宇宙の光景を緻密に描いた自作を眺める岩﨑さん(長浜市国友町・国友鉄砲の里資料館)

 滋賀県長浜市出身の画家、岩﨑賀都彰さん(83)=横浜市=が宇宙をテーマに描いた水彩細密画の原画展が、同市国友町の国友鉄砲の里資料館で開かれている。木星や土星をカラー写真のように緻密に描いた作品が来場者を楽しませている。

 江戸時代に科学者として活躍した鉄砲鍛冶師、国友一貫斎(1778~1840年)の生誕240年を記念して同館が企画した。

 岩﨑さんは15歳の頃からスペース・アーティスト(宇宙画家)として科学的データを基に細密画を描き、多くの作品が図鑑や科学雑誌、新聞などに掲載されている。

 宇宙との出合いは、中学3年の夏休みに、虫眼鏡と父親の遺品の老眼鏡を組み合わせて作った望遠鏡で月面を観測したのがきっかけ。長浜市野田町の実家の桑畑に1918(大正7)年に隕石(いんせき)が落下したことや、一貫斎が手作りの反射望遠鏡で天体観測をしていたことを知って、宇宙への関心を深めた。

 今回は約30点を展示。木星の衛星イオ付近を通過するガリレオ探査機や、月面の巨大クレーターを迫力ある構図で描いた作品も並んでいる。

 岩﨑さんは「天体観測の大先輩である一貫斎ゆかりの地で展示できることに不思議な縁を感じている。長浜は宇宙画家としての私の原点」と話す。8月31日まで(無休、入館料必要)。期間中、一部展示入れ替えがある。同館0749(62)1250。

【 2018年07月27日 10時30分 】

ニュース写真

  • 宇宙の光景を緻密に描いた自作を眺める岩﨑さん(長浜市国友町・国友鉄砲の里資料館)
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