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みずの森、猛暑で来園者3割減 滋賀・新企画で巻き返しへ

猛暑の中、パラグアイオニバスが浮かぶ池を眺める来園者(草津市下物町・水生植物公園みずの森)
猛暑の中、パラグアイオニバスが浮かぶ池を眺める来園者(草津市下物町・水生植物公園みずの森)

 連日の猛暑を受け、水生植物公園みずの森(草津市下物町)の客足が遠のいている。かき入れ時であるはずの7月の来園者数は前年比で約3割も減少。公園スタッフは「少しは暑さが和らいでほしい」と願いつつ、新たなイベントを企画するなど懸命に知恵を絞っている。

 烏丸半島に位置するみずの森は敷地面積約3・7ヘクタールで、温室やレストランが入るロータス館や庭園、芝生広場などがある。スイレンやハスなど約1500種が見られ、6月には水陸両生植物「ヤマサキカズラ」が国内で初めて開花した。

 しかし今夏は猛暑の影響で外出を控える人が多く、「午後になると客足がぱたっと止まる」と小田貴志園長。7月の来園者数は7255人(前年1万501人)と落ち込んだ。ピーク時は7月だけで約2万人が訪れたが、半島周辺の名物だったハス群落が一昨年に消失した影響も大きく、ダブルパンチに悩まされているという。

 ピンチをチャンスに変えようと取り組んだのが「ハス200鉢プロジェクト」。園内に新たな見どころをつくろうと市民が鉢にレンコンを植え付け、7月中旬に花が咲きそろった。ロータス館では9月1日まで恒例の「水草展」を開催。大きな水槽をヤマサキカズラやガマなどの植物で飾り、涼を誘っている。

 巻き返しを期す8月もめじろ押しで、5日にはスイカ割りや種飛ばしを楽しむ「スイカ祭り」を初めて企画。11日から毎週土日曜にはパラグアイオニバスの巨大な葉に立つ試乗会もある。小田園長は「秋以降も工夫を凝らしていきたい」と話す。

【 2018年08月03日 12時03分 】

ニュース写真

  • 猛暑の中、パラグアイオニバスが浮かぶ池を眺める来園者(草津市下物町・水生植物公園みずの森)
  • ジャングルをイメージし、水生植物や流木を飾った「水草展」のメイン展示
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