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特産化再挑戦のアサヒメロン、収穫最盛期 京都、甘さ太鼓判

特産化を目指して栽培を再開し、収穫の最盛期を迎えているアサヒメロン(亀岡市旭町)
特産化を目指して栽培を再開し、収穫の最盛期を迎えているアサヒメロン(亀岡市旭町)

 京都府亀岡市旭町の農家が特産化に再挑戦している「アサヒメロン」の収穫が最盛期を迎えている。戦後の一時期栽培されていた品種を6年前に復活させた。素朴な甘さと香りが特徴といい、猛暑の中で汗を拭いながら作業に励んでいる。

 アサヒメロンは、昭和30年代に同町の多くの農家が栽培していた。贈答用などに大阪市内の百貨店でも販売されたほど人気があったが、糖度の高さから腐りやすく、栽培が徐々に減ったという。

 2012年に農事組合法人「旭」の平井賢次さん(82)が、市内の農業支援団体「愛善みずほ会」が守り続けていた種を譲り受け、町内での栽培を再開した。現在では農家約30戸が育てている。

 入江勝さん(73)の畑では、5月下旬に植えた苗が育ち、丸々とした実がソフトボール大に膨らんでいる。生育には畑を水はけ良く保つことが重要で、今年は西日本豪雨もあって管理に苦労したという。入江さんは「まだ収穫量は少ないが、普通のメロンよりもおいしい」と太鼓判を押す。

 収穫されたアサヒメロンは地元の農産物直売所「なごみの里あさひ」で販売され、昔の味を懐かしむ人を含め人気があるという。

 平井さんは「知名度も年々上がってきている。旭町の夏の特産品として根付いてくれれば」と期待している。

【 2018年08月12日 15時30分 】

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