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「古代紫」2年ぶり開花 京都・亀岡の自生オニバス

葉の間から紫色の小ぶりな花を咲かせ始めたオニバス(亀岡市馬路町・平の沢池)
葉の間から紫色の小ぶりな花を咲かせ始めたオニバス(亀岡市馬路町・平の沢池)

 京都府の絶滅寸前種のオニバスが、希少な自生地である亀岡市馬路町の平の沢池で2年ぶりに咲き始めた。水面に浮かぶ大きな葉の間から、「古代紫」と呼ばれる紫色の花が顔をのぞかせている。

 オニバスはスイレン科の一年草。葉は直径1~2メートルにも成長して水面を覆っている。多くのつぼみは水中にとどまるが、とげで覆われた花茎の一部が葉を突き破って水上で小ぶりの花を開く。風などの影響を受けやすく、近年はおおむね1年おきに開花するという。

 オニバスを守る会の林隆三会長(83)は「今年は気温や水温が高くて生育が良い。『幻のハス』を多くの人に見に来てほしい」と話す。見頃は8月末まで。

【 2018年08月13日 08時40分 】

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