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疫神社、大規模改修へ 京都・祇園祭の源流1150年で

屋根のふき替えや塗色の塗り替えが行われる疫神社(京都市東山区・八坂神社)
屋根のふき替えや塗色の塗り替えが行われる疫神社(京都市東山区・八坂神社)

 祇園祭を締めくくる「夏越祭(なごしさい)」で知られる八坂神社(京都市東山区)境内の疫(えき)神社の社殿が、今夏から大規模改修される。祭りの源流となった祇園御霊会が869(貞観11)年に開かれて来年で1150年になるのを記念した修理で、来夏の祭りには朱色がまぶしい社殿がお目見えする。

 疫神社は八坂神社の主祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)をもてなした蘇民(そみん)将来を祭る。毎年7月31日には1カ月にわたる祭りの最後を飾る神事として祇園祭の神輿(みこし)や山鉾関係者らが参拝する夏越祭が行われる。

 現在の社殿は江戸時代の建築。最近では1976年に屋根のふき替え、82年に社殿の塗り替えが行われた。40年近くが経過し、銅板ぶきの屋根は黒ずみ、柱の塗色が剥がれるなどしていた。

 約5千万円をかけて朱色の柱を塗り直すほか、屋根の銅板をふき替える。周辺の木々も伐採する。修理は来年6月下旬まで。

 今月14日午後6時から神霊を本殿に移す遷座祭を行う。八坂神社は「来年5月には改元が予定されている。新元号の下、新しい社にお参りしてもらいたい」としている。

【 2018年08月14日 09時48分 】

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