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京都・京北の野菜、新鮮メニューに 脱サラ農家、まちなかで発信

開業した飲食店で、自らが育てた京北産の野菜をみせる高道さん(京都市中京区・田舎生活)
開業した飲食店で、自らが育てた京北産の野菜をみせる高道さん(京都市中京区・田舎生活)

 脱サラ後、古里の京都市右京区京北で農業を営んでいる高道大喜さん(28)が、地元をPRしようと中京区に飲食店をオープンさせた。新鮮な地元産の野菜を使ったメニューをそろえるなどして京北の魅力を発信しており、「多くの人が観光や農業体験で当地を訪れ、まちが元気になれば」と意気込んでいる。

 高道さんは大学卒業後、飲食店運営会社に入社し、東京都内で店長も務めた。3年ほど働いたが、生まれ育った京北を活性化したいと一念発起して退社。25歳で農業を始め、現在は土壌環境に合う旬の野菜やコメを無農薬で栽培している。

 開業した飲食店は、「田舎生活」。京北に雇用を生む一助になればと始めた。中京区東堀川通三条上ルのビジネスホテル「京都堀川イン」の1階にあり、昼は9種類の総菜が入った弁当、夜は京北産の野菜を使った総菜のビュッフェをそれぞれ提供している。

 店内では京北の名所を紹介する冊子も配布している。将来は野菜の収穫体験なども企画する予定だ。高道さんは「京北は農業人口が減り、耕作放棄地も増えている。まずまちの認知度を上げ、活性化のきっかけにしたい」と話している。

【 2018年08月20日 10時30分 】

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