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全国3番目にゴルフ場多い滋賀・甲賀市、交付金でコンペ開催

甲賀へいこうか5000人ロングランコンペに参加したゴルフ愛好家たち(甲賀市土山町大野・名神栗東CC)
甲賀へいこうか5000人ロングランコンペに参加したゴルフ愛好家たち(甲賀市土山町大野・名神栗東CC)

 滋賀県内に44カ所あるゴルフ場のうち24カ所が集中する甲賀市で、市の交付金を活用したゴルフ振興策が本年度から始まった。第1弾として、23のゴルフ場が参加し「甲賀へいこうか 5000人ロングランコンペ」を開催。市や市ゴルフ協会は、ゴルフ場を生かした地域振興や競技人口増加の取り組みを進める。

 同コンペは7月1日~8月31日、該当ゴルフ場でプレーした際のスコアを集計し、上位の参加者らに無料プレー券や近江牛、甲賀産の米、酒などの賞品を渡す。また30組に、10月15日に初開催する「甲賀流ゴルフフェスタ2018」の参加資格を贈り、女子プロ選手との交流を楽しんでもらう。

 猛暑などの影響で、7月の参加は見込みを下回ったが、8月上旬に土山町の「名神栗東カントリー倶楽部(CC)」でプレーした男性会社員(56)=草津市=は「まだ知られてないようだが、励みになるので継続してほしい」と話す。

 同市は、千葉県市原市、兵庫県三木市に次いで全国市町村で3番目にゴルフ場が多い。高速道路を使って大阪や京都から訪れる愛好家も目立つ。市はゴルフ場を「埋もれた観光資源」として、本年度予算に振興事業負担金350万円を計上。市スポーツ協会に交付し、市ゴルフ協会がコンペを企画した。市教委文化スポーツ振興課は「市内観光地を巡ってもらったり、ふるさと納税につなげたい」と狙いを話す。

 だが、高齢化などでゴルフ愛好家の数は減っている。「レジャー白書」によると、16年のゴルフ人口は全国で約550万人。5年間で3割以上減った。市ゴルフ協会役員でコンペ開催を主導した名神栗東CCの瀬古友二営業課長(45)は「市内のゴルフ場が垣根を越えて誘客で協力することが重要」と訴える。

 甲賀市は来年度以降も交付金を継続する方針だ。また24年の滋賀国体でゴルフ少年男子の部の市内開催が内定しており、「ジュニアゴルファー育成に向け、協会と協力して子どもたちが手軽に始められる支援ができれば」とする。市ゴルフ協会は今後、プロを招いたレッスンなども予定し、瀬古さんは「ゴルフを楽しむ若者層を増やしたい」と意気込む。

 コンペの問い合わせは市ゴルフ協会(名神栗東CC)0748(67)0335。

【 2018年08月22日 09時21分 】

ニュース写真

  • 甲賀へいこうか5000人ロングランコンペに参加したゴルフ愛好家たち(甲賀市土山町大野・名神栗東CC)
  • コンペの案内チラシ(甲賀市)
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