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100年の歴史、幅60センチの狭い踏切道 京都・山科

幅が約60センチしかない踏切道。人通りが多く、譲り合いながら住民が利用する。(京都市山科区)
幅が約60センチしかない踏切道。人通りが多く、譲り合いながら住民が利用する。(京都市山科区)

 幅がわずか約60センチの踏切道が、京都市山科区四ノ宮岩久保町にある。買い物帰りの主婦や帰宅途中の子どもなど住民の普段の暮らしぶりが垣間見える。

 踏切名は「四宮二号」。京阪電気鉄道によると約100年前、当時の京津電気軌道がすでにあった市道にそのまま線路を通したという。

 約50年間利用している女性(76)は「郵便局やコンビニに行くときに利用する。向かいに人がいたら譲りあって通る」と話した。

 渡ってみると、1人分の幅しかなく足元が心もとない。踏み外すと、レール部分に入り転倒しかねない。

 「お先にどうぞ」と声を掛け合っている高齢の男女を見た。この踏切は、人と人とを結ぶ懸け橋にもなっているのかもしれない。

【 2018年08月25日 10時40分 】

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