ゲーム学ぶ学生の作品、楽しんで 滋賀・長浜
立命館大映像学部(京都市北区)の学生約40人が13日、長浜市元浜町の曳山(ひきやま)博物館で、手掛けたデジタルゲームを公開するイベントを開く。将来は、近くの観光スポット、黒壁スクエアを散策しながら楽しむゲームも開発したいといい、イベントをゲーム開発や映像制作に役立てる。
スクエアを運営する第三セクター会社「黒壁」の役員が、京都市南区で開催された同学部の卒業制作展を視察したのを機に、同学部ゲームゼミの教員に開催を依頼した。
当日は、京都の鴨川から現れたオオサンショウウオが川にごみを捨てる人間を撃退する「鴨川の乱」や、手裏剣投げが下手な忍者を操る「へっぽ甲賀忍」など12種類のゲームをパソコンなどを使って来場者に楽しんでもらう。
同ゼミ長の4年北野雄真さん(22)は「ゲームを通じて、映像で遊ぶ楽しさを体験してほしい。映像を情報発信やコミュニケーションに活用するヒントにしてもらえれば」と期待する。
ゼミでは今後、黒壁の街並みを活用したゲーム開発や映像制作を進めたいとしており、イベントを取り組みの第1弾と位置づける。同ゼミ指導教員の渡辺修司准教授(44)は「黒壁周辺でのイベントを今後も続けたい」と話す。
午後3時~同8時。無料。問い合わせは黒壁0749(65)2330。
【 2018年09月13日 10時45分 】