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大神輿巡行60年ぶり復活へ、担ぎ手募る 京都・籠神社

大神輿の大きさに組んだ担ぎ棒を肩に乗せ、巡行の練習をする実行委のメンバーたち(京都府宮津市大垣)
大神輿の大きさに組んだ担ぎ棒を肩に乗せ、巡行の練習をする実行委のメンバーたち(京都府宮津市大垣)

 担ぎ手不足などで途絶えていた籠(この)神社(京都府宮津市大垣)の大神輿(みこし)巡行を約60年ぶりに復活させようと、地元の国分地区の住民有志たちが準備を進めている。有志らは来年4月24日に同神社で営まれる葵祭での巡行に向け、神輿の修繕や巡行の練習に汗を流しているほか、同地区にゆかりのある人を中心に担ぎ手も募っている。

 大神輿は1892(明治25)年に国分地区が籠神社に奉納し、葵祭に合わせて一帯を練り歩いていた。しかし担ぎ手不足や神輿を維持する費用面などから昭和30年代ごろに途切れ、現在は代役として少人数で担ぐ鳳輦(ほうれん)が巡行している。

 そんな中、来年に創建1300年を迎える神社から神輿復活の要請が同地区にあり、若手や自治会有志ら15人でつくる実行委員会が今年4月に発足。他地域の祭礼で練り歩く神輿を視察したり、練習用に組んだ担ぎ棒を持って巡行ルートを確認したりしている。

 一部の古老からは「本当に巡行できるのか」という声もあるという。国分地区自治会長で実行委員会の瀬戸浩一会長(55)は「国分地区の新しい歴史にするためにも、地域の理解を得ながら取り組んで本番を迎えたい」と話し「子どもたちにも見てもらい、将来地元に帰ってきたいと思ってもらえるきっかけになれば」と願う。

 実行委は担ぎ手のほか、巡行準備に伴う寄付も受け付けている。

【 2018年09月30日 18時12分 】

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  • 大神輿の大きさに組んだ担ぎ棒を肩に乗せ、巡行の練習をする実行委のメンバーたち(京都府宮津市大垣)
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