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オオサンショウウオどう守る? 滋賀で全国大会、情報交換へ

住民らによって保護されたオオサンショウウオ(今年8月、長浜市木之本町古橋・大谷川)=長浜市提供
住民らによって保護されたオオサンショウウオ(今年8月、長浜市木之本町古橋・大谷川)=長浜市提供

 国の特別天然記念物オオサンショウウオの保護を進める「日本オオサンショウウオの会」(事務局・三重県松阪市)の全国大会が6、7日に長浜市で開催される。県内初開催で、県内唯一の生息地とされる同市木之本町古橋地区での保護活動の報告などがある。

 オオサンショウウオは、岐阜県以西の本州と四国、九州の一部の河川に生息する世界最大の両生類で、成体は体長1・5メートルにも達する。近年、京都市の鴨川で、食用として輸入された外来種との交雑が確認されるなど、交雑種の増加と在来種の減少が問題となっている。

 同会は、保護や研究の情報交換を目的に研究者や愛好家、自治体関係者らで2004年に設立した。

 大会は毎年、各地で開かれ、15回目。両日で計約700人が参加し、発表や意見交換を行う。

 6日は長浜バイオ大(同市田村町)で開催。県立琵琶湖博物館(草津市)の中井克樹専門学芸員による基調講演「湖国・滋賀の生きものたちのいま」のほか、古橋地区で住民らと観察を続ける高時小(同市木之本町石道)の児童らが活動を発表する。

 7日は、午前中に同小で環境省職員による基調講演やパネル展示を行う。午後は、古橋地区でフィールドワークがある。

 一般も聴講可能。県内在住者は無料。フィールドワークは申し込みが必要。問い合わせは大会実行委事務局の長浜市歴史遺産課0749(65)6510。

【 2018年10月02日 10時07分 】

ニュース写真

  • 住民らによって保護されたオオサンショウウオ(今年8月、長浜市木之本町古橋・大谷川)=長浜市提供
  • 保護されたオオサンショウウオを観察する高時小児童ら(2017年5月、大谷川)=長浜市提供
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