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溝口監督ら京都の三巨匠に焦点、ヒストリカ国際映画祭

京都ヒストリカ国際映画祭の概要発表で見どころを紹介するナビゲーターの飯星景子さん(左)ら=京都市中京区・京都文化博物館
京都ヒストリカ国際映画祭の概要発表で見どころを紹介するナビゲーターの飯星景子さん(左)ら=京都市中京区・京都文化博物館

 歴史を題材にした「第10回京都ヒストリカ国際映画祭」(27日~11月4日)の概要が4日、映画祭会場となる京都文化博物館(京都市中京区)で発表された。今年は生誕120年の内田吐夢(とむ)、溝口健二、伊藤大輔の3監督を「京都映画三巨匠」と銘打って焦点を当てるなど、国内外30作品を特集上映する。

 3人の上映作品は、いずれも京都で撮られた。傑作チャンバラと評される伊藤の「長恨(ちょうこん)」や「忠次旅日記」のほか、溝口の「瀧の白糸」、内田の「汗」など戦前の無声映画は活弁付きで映す(11月3、4日)。戦後の作品では、歌舞伎の「葛の葉」を題材にした内田の「恋や恋なすな恋」を上映(27日午後3時40分から)。歌舞伎で「葛の葉」を演じたことのある中村扇雀を特別ゲストに迎える。

 海外作品では、2年前の同映画祭で国内初上映して以降、ブームを呼んだインド映画「バーフバリ 伝説誕生」と続編「バーフバリ 王の凱旋(がいせん)」の完全版を、映画祭の前夜祭として26日午後に連続上映。観客がタンバリンを手に、声を出して主人公を応援してもよい「絶叫上映」にする。

 このほか1月に亡くなった沢島忠監督の特集として、美空ひばり主演のミュージカルコメディー「白馬城の花嫁」などを上映。ハンガリー映画「旅芸人」など日本初公開も9作品ある。

 同映画祭は京都府や太秦の東映京都撮影所、松竹撮影所などでつくる実行委が主催。料金は作品により異なる。上映作品や日時などの詳細は公式サイトhttp://www.historica-kyoto.com/もしくは事務局075(222)5523へ。

【 2018年10月04日 23時32分 】

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