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中央アジアで仏跡調査、大谷光瑞の足跡たどる 京都で企画展

養蜂道具や写真パネルを通して大谷光瑞の足跡をたどる企画展(京都市下京区・龍谷大大宮学舎)
養蜂道具や写真パネルを通して大谷光瑞の足跡をたどる企画展(京都市下京区・龍谷大大宮学舎)

 20世紀初めにインドや中央アジアでの仏跡調査を手掛けた「大谷探検隊」を主宰した大谷光瑞・浄土真宗本願寺派22代宗主(1876~1948)の足跡をたどる企画展(龍谷大図書館主催)が、京都市下京区七条通大宮東入ルの龍谷大大宮学舎で開かれている。

 没後70年の節目を記念し、農業研究や執筆活動など多彩な活動の一端を伝えようと企画された。大谷光瑞は28歳で宗主に就いたが39歳で辞任、世界各地を巡りながら子弟の教育や研究の拠点となる邸宅を現地に建てた。会場にはジャワ島の「環翠(かんすい)山荘」、台湾の「逍遥(しょうよう)園」などの写真パネルを展示。その土地に暮らしつつゴムや水稲、果実などの栽培に力を入れていた様子が伝わってくる。

 約70点の展示品の中には大正-昭和期にかけて取り組んだ養蜂の道具や著書、自作の陶器などもあり、企画に携わった龍谷ミュージアムの和田秀寿学芸員は「明治-大正の時代に夢を持って挑戦し続けた人がいたことを知ってもらえれば」と話している。会期は13日までだが、18日も展示する。午前10時~午後5時。無料。

【 2018年10月06日 09時00分 】

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