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吃音、独りで悩まないで 京都拠点に若者が自助グループ

次回例会に向けて打ち合わせを行う田中さん(左)と松原さん=京都市東山区五条橋東3丁目・五条ゲストハウス
次回例会に向けて打ち合わせを行う田中さん(左)と松原さん=京都市東山区五条橋東3丁目・五条ゲストハウス

 吃音(きつおん)のある若者が悩みを自由に話し合う集まりが、京都市東山区五条通大和大路東入ルのカフェ「五条ゲストハウス」で開かれている。主催者は「独りで悩まず、悩みを共有してほしい」と呼び掛ける。

 京都を拠点に活動する吃音者の自助グループ「うぃーすた関西」。言葉がつまってうまく話せないなどコミュニケーションに悩みを持つ10~30代の若者を対象に、2カ月に1回のペースで「カフェ例会」を開いている。

 例会では、学校での発表場面やアルバイト、就職活動に際しての悩みなどを共有する。また、「レストランで注文できるか不安で、入るのを諦めた」といった日常の具体的な悩みも伝え合う。毎回、関西各地から10人ほどが参加しているという。

 主催する「うぃーすた関西」は、2014年に「うぃーすた京都」として発足。活動を全国へ広げようと半年後に現名称に変えた。うぃーすたは、英語の「we」(私たち)と「stutterers」(吃音者)を組み合わせ、「独りじゃない」という意味を込めて付けたという。

 グループは、今では関東や九州など8地区に増えた。全グループの代表で自身も吃音のある飯村大智さん(28)=埼玉県ふじみ野市=は「吃音のある同世代のつながりをつくりたかった」と話す。

 「うぃーすた関西」共同代表の田中瞳さん(25)=京都市上京区=と松原充さん(28)=大阪市=は「自分たちも当事者の1人として参加し、独りぼっちじゃないと思えた」といい、「誰でも参加できる緩い雰囲気を大切にしている。気軽に足を運んで」と語る。

 次回例会は7日午後2時から。要飲食代。問い合わせは、we.stu.kyoto@gmail.comへ。

【 2018年10月06日 17時00分 】

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  • 次回例会に向けて打ち合わせを行う田中さん(左)と松原さん=京都市東山区五条橋東3丁目・五条ゲストハウス
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