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ずっしり剣鉾、女子大生が練習に汗 京都・吉田神社

剣鉾の練習をする京都造形大の学生や卒業生たち(京都市左京区・吉田神社)
剣鉾の練習をする京都造形大の学生や卒業生たち(京都市左京区・吉田神社)

 京都市左京区の吉田神社の末社、今宮社の神幸祭が14日に営まれるのを前に、剣鉾(けんぼこ)の差し手として参加する京都造形芸術大(同区)の女子学生たちが練習に励んでいる。昨年からは、より重量のある「新松鉾」を持つようになり、責任の重さとともにやりがいを感じながら、今年も本番に臨む。

 神幸祭では、氏子らでつくる吉田剣鉾保存会が剣鉾の巡行を行う。今年は同大学の学生と院生ら5人が参加し、うち卒業生の青木睦実さん(23)と大学院1年生の吉田多恵奈さん(23)が重さ約20キロ、長さ約7メートルの新松鉾を差す。

 青木さんは剣鉾歴6年、吉田さんは5年目。これまでは重さ約12キロの剣鉾を差していたが、保存会の役員から声が掛かり、昨年から新松鉾の練習を始めた。

 本番では、腰に結んだ差革(さしかわ)に剣鉾を差し、上を見上げたままバランスを取り、前に足を運ぶ。剣鉾の先に付いた鈴を鳴らすのが難しいといい、2人は「鈴の音をきれいに鳴らし、剣鉾を倒さないように頑張りたい」と意気込む。

 保存会の津田正之会長(76)は「ここまで持てるようになるとは思わず、成長がうれしい。卒業生が帰ってきてくれることもあり、みんなで剣鉾を続けていきたい」と話す。

【 2018年10月11日 10時20分 】

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