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相国・金閣・銀閣3寺に伝わる美、一堂に 京都で温故礼讃展

重要文化財に指定後、初お披露目となる円山応挙「大瀑布図」などが展示された会場(京都市上京区・相国寺承天閣美術館)
重要文化財に指定後、初お披露目となる円山応挙「大瀑布図」などが展示された会場(京都市上京区・相国寺承天閣美術館)

 相国寺と金閣寺、銀閣寺に伝わる美を一堂に集めた「温故礼讃(らいさん)」展(京都新聞など主催)が13日、京都市上京区の相国寺承天閣美術館で開幕する。雪舟、伊藤若冲、長谷川等伯ら日本美術史を彩る巨匠たちの傑作、茶の湯の名品が会場を飾る。

 室町幕府3代将軍足利義満が約600年前に創建した相国寺は、中国絵画、室町水墨画、近世絵画、墨跡、茶道具を数多く所蔵する。前後期通じて国宝、重要文化財を含む計約90件160点を紹介する。

 高さ3・6メートルを超える円山応挙の大作「大瀑布(ばくふ)図」(通期)は重文指定後初お披露目で、滝音が聞こえそうな迫力だ。大胆で奔放な墨の筆致の若冲「鹿苑寺(金閣寺)大書院旧障壁画」は50面を展示(前期のみ)。義満や開山・夢窓疎石の肖像のほか、足利義政遺愛の唐物茶入、青磁茶碗も目を引く。高橋範子副館長は「相国寺を中心とする文化圏ではぐくまれた芸術を見てほしい」と話す。前期は12月24日まで、後期は2019年1月13日~3月24日。展示替えあり。有料。

【 2018年10月12日 22時44分 】

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