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歌舞伎史上最大規模の「お練り」 京都・南座前、幸四郎ら参加へ

南座前から八坂神社を望む。花形役者勢ぞろいして27日にお練りをする(京都市東山区)
南座前から八坂神社を望む。花形役者勢ぞろいして27日にお練りをする(京都市東山区)

 南座(京都市東山区)の新開場を目前に、花形役者が勢ぞろいする歌舞伎史上最大規模のお練りが27日、祇園の四条通で開かれることが決まった。全車線を通行止めにし、祇園祭以外では異例の四条通での大規模イベントになる。中村時蔵(63)以下の世代のほぼ全ての役者が参加。11月の顔見世で襲名を披露する松本幸四郎(45)、市川染五郎(13)親子のほか、今年の顔見世には出演しない人気役者たちも駆けつけ、京を練り歩く。

 「南座発祥400年 南座新開場祇園お練り」と銘打つ。当日は午後2時半に南座前で出発式を開く。その後、八坂神社石段下までの400メートルを総勢約70人の役者が紋付きはかま姿で3~4人ずつ並んで歩く。午後3時半に終了予定。

 花形役者がそろうお練りは、東京の歌舞伎座が建て替えで新開場した2013年春に銀座であり、数万人の人出があった時以来。この時は市川海老蔵(40)や中村勘九郎(36)ら約60人の役者が参加したが、当時より子ども世代の役者が増えており、近年にない規模のお練りになる。

 参加する役者は現在最終調整しているが、最年少では、勘九郎の次男の長三郎(5)らも歩く予定。

 南座から八坂神社までの四条通は当日午後1時半~4時半は車両通行止めとなる予定で、路線バスは迂回する。雨天決行。

 南座は江戸時代初期の元和年間(1615~1624年)にルーツを持つ日本最古の劇場。現在の建物は1929(昭和4)年築で、約3年がかりの耐震改修を終え、11月1日に初日を迎える顔見世で新開場する。今年は22年ぶりとなる2カ月連続の顔見世で、12月も役者や演目を替え、26日まで続く。

【 2018年10月17日 05時00分 】

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