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スイーツ囲み、僧侶と語ろう 大津・石山寺で11月に「カフェ」

仏教に縁の深い素材を用いて作ったタルトなど、「塔頭カフェ」や特設ブースで出される和洋菓子(京都市下京区)
仏教に縁の深い素材を用いて作ったタルトなど、「塔頭カフェ」や特設ブースで出される和洋菓子(京都市下京区)

 仏教にちなんだオリジナルスイーツを食べながら僧侶と語り合いませんか―。日本最古の巡礼道とされる「西国三十三所」の寺院でつくる西国三十三所札所会が11月3、4両日、限定の洋菓子を食べられるイベント「塔頭(たっちゅう)カフェ」を大津市の石山寺内の世尊院で開く。

 西国三十三所草創1300年記念事業の一環。和やかな雰囲気の中で仏教に親しみ、巡礼文化の一端に触れてもらおうと企画した。全国展開のフルーツタルト専門店「キルフェボン」が製作を担当、釈迦(しゃか)が菩提(ぼだい)樹の木の根元で悟りを開いたとのいわれにちなみ、菩提樹の花から採った蜂蜜などを用いたタルトを新たに作った。

 蜂蜜の上品な甘さとレアチーズのさわやかな味わいが同時に楽しめるといい、千手観音の持物(じぶつ)の一つで五穀豊穣(ほうじょう)を意味するブドウを上に飾るなど、仏教との縁にこだわっている。

 期間中は「西国三十三所巡礼&スイーツ~お寺でお茶しましょ~」と題して、塔頭カフェ以外に各札所と関わりの深い和洋菓子約70種類を販売するブースが出るほか、大津市の和菓子店「叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」が2日間限定の和菓子を作る。写経体験や巡礼経験者による案内などもある。

 三十三所札所会会長の鷲尾遍隆石山寺座主は「菓子は人の心を和ませる力がある。和やかな雰囲気の中で参拝してもらえば」と話している。

 両日とも午前10時から。塔頭カフェや一部イベントは有料。問い合わせは札所会事務局077(548)8621=受け付けは平日午前9時~午後4時。

【 2018年10月17日 12時15分 】

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