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白砂の庭に「死後の世界」映像投影 京都・高台寺で19日から

方丈前庭に映し出されたハスの花の映像。清らかさを表し、死後の静かな世界を表現する(17日午後5時54分、京都市東山区・高台寺)
方丈前庭に映し出されたハスの花の映像。清らかさを表し、死後の静かな世界を表現する(17日午後5時54分、京都市東山区・高台寺)

 京都市東山区の高台寺で17日、秋の夜間特別拝観を前にしたライトアップの試験点灯があった。境内と境外で「生と死」をテーマにしたプロジェクションマッピングの映像が投影され、拝観者に「生命とは何か」を問いかけている。

 境内の方丈前庭の白砂上では、ゆったりとしたリズムの音楽に合わせて約3分の映像を映し出す。映像には清らかさを象徴するハスの花や宇宙を示す光の輪が登場し、仏教の教えに基づいた静かな死後の世界を表現する。

 一方、境外の勅使門や利生堂(りしょうどう)の壁面には「動」をイメージした映像を投影。竜が動き回るとともに鮮やかな花火や深紅の紅葉が舞うさまは、人が生きる「現世」を表す。

 後藤典生執事長(70)は「拝観を通じて死について考え、身近にある生を見つめ直す機会にしてほしい」と話す。夜間特別拝観は19日から12月9日までの午後5~10時(9時半受け付け終了)。拝観料が必要。

【 2018年10月17日 20時37分 】

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