出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

狂言の写真も動画も撮り放題 鬼装束の役者ウロウロ

イベントで撮影した茂山家の役者や舞台の写真は、SNSで自由に発信しても大丈夫という=写真は茂山千五郎家提供のイメージ。
イベントで撮影した茂山家の役者や舞台の写真は、SNSで自由に発信しても大丈夫という=写真は茂山千五郎家提供のイメージ。

 役者や舞台を思う存分、撮影してください-。京の狂言師、茂山千五郎家が、写真や動画を撮り放題にする1日限定のイベントを11月4日、京都市上京区の府民ホール・アルティで開く。インスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどのSNS(会員制交流サイト)にも自由にアップして大丈夫という。「“#(ハッシュタグ)インスタ狂言”で世界に狂言を発信してほしい」と呼び掛ける。

 イベント名は「狂言でインスタ!」。当日は千五郎(46)や茂(43)、宗彦(43)といった花形世代や、その子どもら茂山家の20人近い役者がそろう。午後2時に開場すると、太郎冠者や主人、鬼などの装束を付けた狂言師がテーマパークのキャラクターのようにロビーをウロウロしており、一緒に写真を撮ったり、サインをもらったりできる。

 午後3時半から狂言2~3演目を上演。舞台に近づいて、間近から役者を撮ることもできる。普段の狂言会とは異なる雰囲気で、観客から上演中、「うまいこと撮れなかった」などの声が上がれば、役者がアドリブで見せ場を繰り返すこともあるという。

 撮り放題の催しは、1997年から数年おきに開いており、今回は6年ぶり。古典芸能の舞台を自由に撮れる催しは全国的も珍しい。「茂山家らしい企画。97年に初めて開いた時は、まだスマホがない時代で、(レンズ付きフィルムの)『写ルンです』を会場で売っていた。今や即時に発信できる時代。どんどんSNSにアップして」とPRする。

 一般4千円で誰でも入場可。千五郎家のファンクラブ「クラブSOJA」に入ると(年会費2千円)、狂言装束の着付け体験もできる。午後4時半終了予定。

【 2018年10月18日 12時20分 】

ニュース写真

  • イベントで撮影した茂山家の役者や舞台の写真は、SNSで自由に発信しても大丈夫という=写真は茂山千五郎家提供のイメージ。
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース