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京都最北端に「恋する灯台」心奪う断崖絶壁の風景と「伝説の竜」

「恋する灯台」に選ばれた経ケ岬灯台。27日に内部が一般公開される(京丹後市丹後町袖志)
「恋する灯台」に選ばれた経ケ岬灯台。27日に内部が一般公開される(京丹後市丹後町袖志)

 京都府最北端にある経ケ岬灯台(京丹後市丹後町袖志)が、日本ロマンチスト協会(本部・長崎県)が認定する本年度の「恋する灯台」に選ばれた。同協会は「棚田や日本海にそそり立つ断崖絶壁が望め、その最果ての風景に心を奪われる」と評している。

 灯台の魅力の再発見を目的とした同協会と日本財団の共同プロジェクト。2016年から全国30カ所を認定し、本年度は10カ所が新たに選ばれた。

 同灯台は1898(明治31)年に開設で、全国で5灯台にしかない第1等フレネルレンズを使用。美しい白亜の様相は日本三大灯台にも数えられる。

 認定理由では、断崖に建つ重厚感のある灯台とレンズの美しさに加え、竜の伝説に着目。岬にすみついた悪竜を文殊菩薩(ぼさつ)が長い戦いの末に善竜に導いた言い伝えを紹介し、「絶景と神話という古都とは異なる顔を持ち、恋する相手にも秘められた魅力があることを教えてくれるスポット」としている。

 同協会は27日に経ケ岬で記念写真を撮るとオリジナル缶バッジがもらえるキャンペーン(先着100人)を実施する。

■27日に一般公開

 経ケ岬灯台の一般公開が27日午前10時から行われる。地元の宇川小の児童が灯台を描いた絵画を展示するほか、海上保安官の制服の試着や絵はがきの配布もある。

 灯台記念日(11月1日)に合わせ管理する舞鶴海上保安部が毎年実施。今年は記念日の由来になった国内初の洋式灯台「観音埼灯台」(神奈川県横須賀市)の起工から150年、経ケ岬灯台の開設から120年の節目になる。

 無料。申し込み不要。午後3時まで。天候不良などの場合は28日に延期する。問い合わせは同保安部交通課0773(76)4120。

【 2018年10月20日 14時02分 】

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