出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

宝物掛け軸の虫干し 8年ぶりに湖南三山の長寿寺で

8年ぶりに虫干しされた掛け軸(湖南市東寺5丁目・長寿寺)
8年ぶりに虫干しされた掛け軸(湖南市東寺5丁目・長寿寺)

 湖南三山の一つの長寿寺(滋賀県湖南市東寺5丁目)で20日、所蔵品の虫干しが8年ぶりに行われた。信徒約20人が見守る中、住職が32点の掛け軸を本堂内につるした。

 長寿寺は8世紀に創建されたと伝わる。「十王図」「観経変相図」「聖観音曼荼羅(まんだら)図」など、県指定文化財3点を含む鎌倉-室町期の仏画などを所蔵する。虫干しは、先代住職の体調不良で2011年にやめたが、藤支良道住職(46)が再開した。

 この日、東寺地区の信徒役員約20人が本堂内に設置した虫干し用台座に、木箱から取り出した掛け軸を藤支住職が竹棒で持ち上げてつるし、約4時間干した。一部に破損も見つかった。

 藤支住職は「歴代の住職や地域の信徒が大切に守ってきた宝物で、次の世代に引き継ぐのが私の使命。修理できたらと思う」と話した。

【 2018年10月21日 10時21分 】

ニュース写真

  • 8年ぶりに虫干しされた掛け軸(湖南市東寺5丁目・長寿寺)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース