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秋の古都彩る歴史絵巻 京都三大祭りの時代祭行われる

維新勤王隊列を先頭に、京都御所の建礼門前を出発した時代祭の行列(22日午後0時16分、京都市上京区・京都御苑)=撮影・松村和彦
維新勤王隊列を先頭に、京都御所の建礼門前を出発した時代祭の行列(22日午後0時16分、京都市上京区・京都御苑)=撮影・松村和彦

 京都三大祭りの一つ、時代祭が22日、京都市内で行われた。約2千人が参加する時代行列は、京都に都が置かれた約千年間の装束の変遷をさかのぼって再現する。京の伝統工芸の粋を凝らした衣装が秋晴れの空に映え、壮麗な歴史絵巻に大勢の見物客が魅了された。

 時代祭は、平安遷都1100年祭と平安神宮(左京区)創建を祝う行事として1895(明治28)年に始まった。昨年は台風接近に伴い中止され、2年ぶりの開催となった。平成最後となる今年は124年目、行列の執行は中止を除いて113回目。

 神宮では早朝から神事が行われ、午前9時、祭神の桓武天皇と、東京に行く直前の孝明天皇をまつった輿(こし)「鳳輦(ほうれん)」を中心とした神幸列が京都御苑(上京区)に向かった。市内各地からも行列が集結し、正午に京都御所の建礼門前を出発した。

 先頭の維新勤王隊列は、錦の御旗を掲げて軽やかな鼓笛の音に合わせて進み、約50年ぶりに具足を新調した久坂玄瑞や吉村寅太郎らにふんした維新志士列が続いた。豪華なかごや奴(やっこ)の所作が特徴的な徳川城使上洛列、個性豊かな江戸時代の女性の姿を再現した行列なども続き、全長約2キロの列が秋の都大路を彩った。

 行列は夕方に平安神宮に戻る。

【 2018年10月22日 10時53分 】

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