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100年木造駅舎末永く現役で 国内最古級、改修1年で催し

日野駅の駅舎再生に伴ってできた観光案内交流施設「なないろ」で会話を楽しむ人たち(日野町内池)
日野駅の駅舎再生に伴ってできた観光案内交流施設「なないろ」で会話を楽しむ人たち(日野町内池)

 大正時代に建てられた国内最古級の現役木造駅舎である近江鉄道日野駅(滋賀県日野町内池)の改修工事完了から1周年を記念する催しが21日、同駅一帯であった。秋晴れの下、再生を祝う住民たちでにぎわった。

 駅舎は1916(大正5)年の建設。老朽化のため一時は取り壊しも検討されたが、町が保存を決めた。柱や敷石を生かしつつ耐震補強を行い、外壁は建築当初の板張りを再現した。催しはホーム上屋設置やミニ鉄道博物館開設のための募金活動に弾みをつけようと、町などが開いた。

 地元の日野ウインドアンサンブルの演奏でスタートし、ステージ発表や駅の変遷を紹介する写真展、屋台も人気を集めた。駅舎内の観光案内交流施設「なないろ」では、日替わり店主を日野高3年生たちが務め、飲み物や軽食をふるまった。

 日野町で生まれ育った農業の男性(73)=同町増田=は「ふるさとの誇りなので、懐かしい駅舎の姿がいつまでも続いてほしい」と話していた。

【 2018年10月22日 13時48分 】

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