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高御座のない「今しか見られない景色」 京都御所で特別イベント

特別イベントが始まった京都御所内を見学する修学旅行生ら(1日午前9時19分、京都市上京区)
特別イベントが始まった京都御所内を見学する修学旅行生ら(1日午前9時19分、京都市上京区)

 京都市上京区の京都御所で1日、普段は非公開の調度品を見られる特別イベント「宮廷文化の紹介」が始まった。新天皇の即位の儀式で使われる玉座「高御座(たかみくら)」と新皇后の「御帳台(みちょうだい)」が紫宸殿(ししんでん)から皇居に移されたことで、奥にある巨大なふすま絵を観覧できるようになっており、訪れた人たちが見入っていた。

 ふすま絵は高さ約2・3メートル、全幅約22メートルで、獅子やこま犬、中国の賢人が描かれた「賢聖障子(けんじょうのしょうじ)」。普段の通年公開では閉じられた御常御殿(おつねごてん)や御学問所の障子も開き、内部のふすま絵を一望できる。清所門脇の管理事務棟では、御常御殿御寝(ぎょしん)の間にある「竹ニ虎図」を展示している。

 この日、開門と同時に外国人観光客や修学旅行生など約70人が入場し、外観を撮影したり庭の風情を楽しんだりした。東京都練馬区から訪れた男性(71)は「今しか見られない景色。新しい元号になる中で、時代の先行きを考えていきたい」と話した。

 5日まで。入場は午前9時~午後3時20分。無料。宮内庁京都事務所075(211)1211。

【 2018年11月01日 20時00分 】

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