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「999」モデルのSL復帰へ 

1年半ぶりの走行に向け、最終調整するSLC62形2号機(京都市下京区・鉄道博物館)
1年半ぶりの走行に向け、最終調整するSLC62形2号機(京都市下京区・鉄道博物館)

 京都市下京区の京都鉄道博物館で、蒸気機関車(SL)C62形2号機が修繕を終え、4日から1年半ぶりに運転を再開する。アニメ「銀河鉄道999」のモデルになるなどファンの人気を集める車両で、「復帰セレモニー」を同日催す。

 同車は1948年に製造された国内最大の旅客用蒸気機関車。「シロクニ」の愛称で親しまれ、東海道線や山陽線を、煙を上げながら駆けた。東海道線では特急「つばめ」を牽引(けんいん)し、黒光りする車体には銀色のつばめのマークが取り付けられている。

 修理には1年以上かけ、ボイラーを直し、石炭の燃えがらをためる灰箱を交換した。現在は、同館の隣にある梅小路運転区で試運転を繰り返し、最終調整をしている。

 試運転の様子を10月30日に公式フェイスブックページで公開したところ、4日間で1万8千回以上のアクセスがあり、人気の高さをうかがわせる。

 4日は午前10時すぎから同館でお披露目した後、特急「つばめ」のヘッドマークを付け、客車2両をつなぎ、往復1キロの館内の線路を運行する。同館副館長の藤谷哲男さん(60)は「『シロクニ』はSLを代表する車両。当日は往年の特急『つばめ』の乗り心地を楽しんでほしい」と話す。乗車には入館料のほか別料金が必要。

【 2018年11月03日 12時20分 】

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