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維新の逸話にちなむ「旭太鼓」 激しい音とどろかせ

旭町文化祭で伝統の「旭太鼓」を披露する住民たち(亀岡市旭町・旭コミュニティセンター)
旭町文化祭で伝統の「旭太鼓」を披露する住民たち(亀岡市旭町・旭コミュニティセンター)

 文化の日の3日、京都府亀岡市の各地域の文化祭が催された。旭町の文化祭では、明治維新の逸話を由来とする「旭太鼓」が披露され、田園風景が広がるのどかな集落に激しい音色が響き渡った。

 旭太鼓は地域に伝わる伝統芸能。明治維新のころ、官軍を率いて立ち寄った西園寺公望を村人が太鼓を打ち鳴らして歓迎したことで生まれた、と伝わる。

 文化祭は旭コミュニティセンターで開かれ、旭太鼓同好会の6人が、迫力あるばちさばきを見せると、大きな拍手が上がった。メンバーの吉川肇さん(65)は「近年は高齢化に悩んでいるが、後継者を育て、伝統を残したい」と力強く話した。

 また、遺跡や明治期の地域の様子を紹介する写真、住民の絵や書などを飾る展示コーナーもあった。訪れた人たちは、子どもたちの作品や奥深い歴史に触れながら、地域文化への愛着を感じていた。

【 2018年11月04日 14時09分 】

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