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アレルギー子ども向け「食堂」 京都のクリニック、医師立ち会い

小麦や卵を使わすに作ったギョーザや炊き込みご飯を食べる子どもたち(京都市左京区・くみこクリニック)
小麦や卵を使わすに作ったギョーザや炊き込みご飯を食べる子どもたち(京都市左京区・くみこクリニック)

 食物アレルギーの子どもを対象にした「子ども食堂」を、京都市左京区のクリニックが10月から始めた。医師立ち会いのもと、アレルギーのある子どもとその保護者が安心して過ごせる、穏やかな食事の場が新たに京都にできた。

 同区下鴨本通北山下ルの「くみこクリニック」。アレルギー患者を支援する中京区のNPO法人で理事長をしていた向田公美子院長(49)が、診察では伝えきれない正しい知識を伝えたいと始めた。先行して、守山市で開かれているアレルギー対応の子ども食堂で専門医として立ち会うなど経験を積み、京都での開催につなげた。

 初回の10月24日は、1~3歳児7人と母親たちが集まった。この日のメニューは卵や小麦など特定原材料7品目を使わない米粉の皮のギョーザや炊き込みご飯とリンゴ。前日にきれいなスポンジで洗った調理器具や食器を用意し、ギョーザは子どもたちも一緒に包んだ。

 3男(3)と参加した母親(36)=北区=は「ここは安心。みんなで楽しく同じものを食べられてうれしい。息子はいつもよりたくさん食べました」と笑顔だった。

 向田院長は「地域の中でアレルギーがある子もない子も一緒にすごせる場にしていきたい」と話し、食材の提供や調理のボランティアを募っている。

 月1回開催し、次回は14日。要予約。有料。アレルギーのある子どもは同院を受診するか診断書が必要。

【 2018年11月07日 14時34分 】

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