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びわ湖タワーや世界一の大観覧車、今や幻の絶景 遊園地跡たどる

大観覧車「イーゴス」などがあり、多くの人でにぎわった「びわ湖タワー」(1995年、大津市今堅田3丁目)
大観覧車「イーゴス」などがあり、多くの人でにぎわった「びわ湖タワー」(1995年、大津市今堅田3丁目)

 琵琶湖大橋の西詰め、大津市今堅田3丁目に開設された「びわ湖タワー」は、滋賀県のみならず関西一円で愛された総合レジャー施設だった。かつて遊園地の施設を楽しむ行楽客でにぎわった跡をたどった。

 大橋が開通した翌年の1965年にオープンした。当初の目玉は展望施設「びわ湖タワー」。高さ約64メートルまで約60人乗りの展望室が回転しながら昇降し、琵琶湖や比叡山の絶景が話題を呼んだ。

 入園料と駐車料金を無料にし、温泉施設や宙返りコースター、忍者屋敷など次々と施設を充実させた。地元では宴会場としても人気を博し、元運営会社社長の前田茂さん(94)は「年末は忘年会の予約が殺到し、部屋の手配で大変だった」と振り返る。

 92年、当時世界一だった高さ108メートルの大観覧車「イーゴス」が完成。年間237万人が来園した94年に絶頂期を迎えた。その後、景気低迷などで来園者が減り、タワーをバンジージャンプの施設に模様替えしててこ入れを図ったが、2001年に惜しまれて閉園した。

 前田さんは「『どこに行く?。びわ湖タワーにでも行こか』と若者や家族連れでにぎわった。薄利多売だったかな」と振り返った。

【 2018年11月10日 16時13分 】

ニュース写真

  • 大観覧車「イーゴス」などがあり、多くの人でにぎわった「びわ湖タワー」(1995年、大津市今堅田3丁目)
  • 閉園後、大型商業施設として利用されているびわ湖タワー跡地(大津市今堅田3丁目)
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