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ドローンで来迎、音と光で「テクノ法要」京都で16日初開催

樹脂製の仏像を載せて堂内を試験飛行するドローン(写真左下)。内陣から外陣に飛ぶことで来迎を表現する(京都市下京区・龍岸寺)
樹脂製の仏像を載せて堂内を試験飛行するドローン(写真左下)。内陣から外陣に飛ぶことで来迎を表現する(京都市下京区・龍岸寺)

 テクノ音楽に合わせた読経に、浄土をイメージしたプロジェクションマッピング―。ライブハウスでのひとこまを思わせるような法要が16日午後7時から、京都市下京区塩小路通大宮東入ルの龍岸寺で営まれる。阿弥陀如来や菩薩(ぼさつ)がこの世に降りてくる「来迎(らいごう)」を表現した演出もあり、従来の法要とは異なる仕掛けで参拝者と仏教との縁を紡ぐ。

 僧侶らの間で「テクノ法要」と呼ばれる斬新なアイデアは、福井市の住職朝倉行宣さん(51)が仏教への関心を高めようと考案。テクノ音楽に合わせた読経やきらびやかなプロジェクションマッピングを活用した法要の評判を聞いた龍岸寺住職の池口龍法さん(38)が、京都では初めて企画した。主に浄土宗で広く行われている念仏会「十夜(じゅうや)法要」を発展させた「超十夜祭」の中で実施するという。

 当日は、仏師三浦耀山さん(45)=上京区=が作った高さ約10センチの樹脂製仏像3体を小型無人機ドローンに載せ、堂内を飛行させる。内陣中央の阿弥陀如来前から仏像が飛来する様子を外陣の参拝者に見せることで、阿弥陀如来がさまざまな菩薩を引き連れ、念仏を唱える人たちのもとへと到来する来迎を表す。

 三浦さんは「これまで絵画や彫刻でしか表現できなかった来迎をより立体的に表現したい」と意気込む。

 先着60人で龍岸寺ホームページから申し込む。観覧料大人3千円、大学生以下千円。

【 2018年11月14日 12時30分 】

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