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西郷隆盛のひ孫、平等院を訪問 鳳凰堂眺め歴史に思い

神居住職(左)の案内で平等院の境内を周遊する西郷さん=宇治市宇治
神居住職(左)の案内で平等院の境内を周遊する西郷さん=宇治市宇治

 明治維新の立役者・西郷隆盛のひ孫で、第2代京都市長・西郷菊次郎の孫にあたる陶芸家、西郷隆文さん(70)=鹿児島県日置市=が14日、京都府宇治市の平等院を訪れ、鳳凰堂(ほうおうどう)などの造形美や歴史に思いをはせた。

 明治維新150年の節目に合わせ、同市在住の西郷隆盛公奉賛会の会員が平等院の訪問を企画。1877(明治10)年、隆盛の西南戦争挙兵を、明治天皇は平等院を含む行幸中に知ったとされる。

 隆文さんは、神居文彰住職の案内で境内を周遊。暮れなずむ鳳凰堂を眺め、「一瞬だが鳳凰が光り輝いていて感激した」。ミュージアム鳳翔館では、迫力ある国宝の鳳凰像や多彩な表情の雲中供養菩薩(ぼさつ)像を食い入るように見つめた。

 神居住職は、西郷の長男・菊次郎が、第二琵琶湖疏水建設や上水道整備などに尽力したことにも触れ「京都人にとって恩人です」と強調。隆文さんは「京都は奥が深い。隆盛と菊次郎の功績をまとめるなど、10年後の隆盛生誕200年に向けて盛り上げていきたい」と話した。

 隆文さんは15日、命日である坂本龍馬のほか中岡慎太郎の墓参をし、高知県人会の集いに出席する予定。

【 2018年11月15日 13時14分 】

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