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真如堂「お十夜」 紅葉の境内で山伏らお練り

紅葉に包まれた境内を練り歩く僧侶(京都市左京区・真如堂)
紅葉に包まれた境内を練り歩く僧侶(京都市左京区・真如堂)

 京都市左京区の真如堂(真正極楽寺)で15日、十夜連続で念仏を唱える「お十夜(じゅうや)法要」が最終日の結願を迎え、お練り大法要が営まれた。本堂から独特の鉦(かね)の音が響くなか、山伏や稚児、僧侶ら約50人が紅葉に包まれた境内を歩いた。

 現世で十日十夜にわたって念仏を唱えると、仏の国で千年の善行を積むのに勝るという、無量寿経(むりょうじゅきょう)の教えに基づく法要。阿弥陀如来への感謝を込める意味合いもあり、真如堂では毎年11月5日から15日にかけて営まれる。

 大法要は、「会行事(えぎょうじ)」の僧侶を先頭に、山伏やご詠歌の歌い手、華やかな衣装に身を包んだ稚児らが行列となって続いた。境内を歩いたあと鉦の音に導かれるように本堂に入り、本尊の阿弥陀如来像前で読経。参拝者が一連の法要を見守った。境内では「十夜がゆ」とも言われる小豆がゆも有料で振る舞われ、訪れた人たちが熱々を口に運んでいた。

【 2018年11月16日 09時18分 】

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