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公益活動団体を資金面で支援の基金、寄付額4億円に 京都

 公益活動を行う団体を資金面で支援する京都地域創造基金(京都市上京区)に集まった寄付が、総額4億円にこのほど到達した。これまでに子育てや環境保全などの幅広い取り組みに助成しており、事務局は「今後も、市民の善意を公的な活動を行う団体のサポートに生かしたい」としている。

 同基金は2009年に設立された公益財団法人。子育てや河川保護、災害ボランティア、音楽家ボランティアなどの支援目的に応じた基金を立ち上げて市民の寄付を募り、趣旨に合う団体に資金を提供してきた。これまでに設立した基金は延べ約300件ある。

 11年の東日本大震災や16年の熊本地震などの巨大災害をきっかけにして社会的に寄付への関心が高まったといい、16年5月に3億円へ到達してから2年余りで1億円が積み増された。可児卓馬専務理事は「『寄付をしてみようか』と思ってもらえるようなプロジェクトを、NPO法人などと立ち上げてこられたことも大きい」と手応えを語る。

 今後は障害者の就労や困窮家庭の支援にも力を入れる予定という。可児専務理事は「寄付額10億円が目標。なかなか光が当たらない活動に力を貸したい」とさらなる寄付を呼び掛けている。

【 2018年12月13日 00時20分 】

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