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ふなずし切って息災祈る 滋賀、200年続く伝統神事

五穀豊穣や無病息災を祈って行われたふなずし切り神事(草津市下寺町・津田江会館)
五穀豊穣や無病息災を祈って行われたふなずし切り神事(草津市下寺町・津田江会館)

 滋賀県草津市下寺町で約200年前から続くとされる神事「ふなずし切り」が9日、町内の津田江会館で行われた。地元にある天満宮の氏子がふなずしを切り分け、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈った。

 毎年この日に行われ、氏子約40人が参加。ふなずしやお酒を天満宮に供えた後に行われた。

 最年長者から指名を受けた村井義政さん(71)が、同町の漁師北脇芳和さん(69)が自宅で漬け込んだ大きさ約40センチのふなずし2匹を、手に触れないように刃渡り約30センチの刺身包丁と金属の菜箸を使って切り分けた。氏子たちはふなずしを食べながら1年の健康を祈願した。

 村井さんは「骨があり切るのは大変だった。皆の健康と町の発展を祈りながら切る役目を務めた」と話した。

【 2019年01月10日 09時56分 】

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