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昆布がもぐさ、紅ショウガが火 インスタ映えおきゅう表現うどん

火を付けた「やいと」に見立てた具材入りの「やいとうどん」(米原市柏原・柏原宿歴史館)
火を付けた「やいと」に見立てた具材入りの「やいとうどん」(米原市柏原・柏原宿歴史館)

 滋賀県米原市柏原の柏原宿歴史館にある喫茶店で、かつて地元の名物だったもぐさにちなんだ「やいとうどん」が人気を集めている。「やいと」は、もぐさを使ったおきゅうを意味する方言で、同館関係者は「おきゅうに見立てた具が写真共有アプリ『インスタグラム』への投稿対象として人気なのでは」と喜ぶ。

 柏原地区は江戸時代に中山道60番目の宿場町として栄え、伊吹山一帯に生えていたヨモギを原料にした「伊吹もぐさ」を扱う店が十数軒並んだと伝わる。

 やいとうどんは、同館が開設された1998年4月に宿場町のにぎわいをアピールしようと、館内の「喫茶 柏」を運営する地元女性らが考案した。とろろ昆布を山の形にしてうどんの上に盛り付け、一番上に紅ショウガを載せ、火を付けたもぐさを模している。

 谷口徹館長(66)によると、昨年ごろから食前にスマートフォンで撮影する客が増えたという。注文する客の多くは観光客とみられ、谷口館長は「具材が『インスタ映え』するのでは。柏原を訪れた記念のメニューとして人気に火が付いた」と話す。

 1杯500円、ご飯付き定食600円。店は原則月曜定休。同館0749(57)8020。

【 2019年02月10日 10時50分 】

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