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「好き」のおかげで成長できた 京都、自閉症男性がピアノ演奏会

ピアノを演奏する末近功也さん(右)とオカリナを吹く母の百合子さん=宇治市宇治・市生涯学習センター
ピアノを演奏する末近功也さん(右)とオカリナを吹く母の百合子さん=宇治市宇治・市生涯学習センター

 2歳で自閉症と診断され、得意のピアノ演奏を続ける末近功也さん(20)=神戸市西区=のコンサートと、母の百合子さんの講演が10日、京都府宇治市宇治の市生涯学習センターで行われた。百合子さんは「好きなことのおかげで成長してきた」と話し、家族や音楽の力を強調した。

 障害者や家族の社会参加を後押しする団体「チャレンジドLIFE」(京都市南区)が主催した。

 百合子さんは、言葉の遅れや、こだわりの強さなど自閉症の特徴を説明。進学や就職、中学から国際大会にも出始めた演奏活動など、功也さんの成長や節目に合わせて家族らが対応してきたことを紹介した。不安による二次障害として昨年発症したパニック障害に対しても、静かな環境づくりを工夫したといい、「本人が安心できる材料」を見いだし、周りの人と共有することで活動の幅が広がると話した。

 功也さんはクラシックやアニメなどの8曲を力強く弾き、オカリナを吹く百合子さんとも合奏した。市民ら約200人が聴いた。

【 2019年02月11日 09時54分 】

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