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「音谷の滝」絶景楽しんで  京都・美山、3年かけ遊歩道整備

夏、緑に包まれる音谷の滝(京都府南丹市美山町)
夏、緑に包まれる音谷の滝(京都府南丹市美山町)

 京都府南丹市美山町豊郷にある名勝「音谷の滝」(落差63メートル)の滝つぼ付近から滝の中ほどまで通じる遊歩道を地元の人たちが3年がかりで整備した。四季折々に滝の違った姿が眺められるようになり、「魅力の増した滝を多くの人たちに楽しんでもらえれば」としている。

 滝の周囲は険しく、地元でも慣れた人以外は容易に近づけなかったが、5、6年前から洞区の住民グループ「洞志会」が中心になって林道から滝下へ降りる歩道を整備。2年前には府が滝つぼそばまで行ける鉄骨製の歩道橋を設置した。

 今回整備したのは滝下から中ほどの高さまで登れる歩道約200メートルで、山肌にツルハシやスコップで幅0・5~1メートルの道を造り、急坂な部分にはくいを打ち込み階段とロープを設けた。最終的に滝上の林道まで続く遊歩道を取り付け、滝を上からも眺められるようにする。

 戦国時代、明智光秀が丹波平定のために滝が望める洞峠を越えた、とされており、洞志会の木村光一会長(70)は「歴史に思いをはせながら、四季ごとに表情を変える滝と周辺の美しさを堪能してほしい」と話す。

 滝に通じる林道入り口は普段は閉鎖されているため、見学には事前の連絡が必要。連絡先は、鶴ケ岡振興会0771(76)9020。

【 2019年02月18日 17時00分 】

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