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食事しながらアール・ブリュット鑑賞 滋賀のレストランで作品展

独創的な作品が並ぶアール・ブリュット展の会場(湖南市夏見・レストラン潮)
独創的な作品が並ぶアール・ブリュット展の会場(湖南市夏見・レストラン潮)

 知的障害のある人が作った独創的な陶芸や絵画を紹介する「表現する日々―アール・ブリュット展」が滋賀県湖南市夏見のレストラン潮で開かれ、訪れた人の目を引いている。

 市の委託を受けた地元NPO法人が毎年市内各所で開催し、同店は昨年に続き2度目。「障害者の団体客も多く、社会貢献になるなら」と店側から協力を申し出た。

 展示するのは県内3人の7作品。食事スペースの壁に、割り箸で墨汁をなすり付けるようにして描いた岡元俊雄さん(甲賀市)の人物画3点と、色鉛筆のカラフルな色彩が特徴の比嘉野歩治(のぶじ)さん(同)の裸体像3点を飾る。人間をかたどった多数の粘土を貼り付けて船の形にした西川智之さん(近江八幡市)の陶芸作品も出入り口のそばに置く。

 「展覧会にわざわざ行かない人にも見てもらえ、障害者への見方が変わる機会になる」と松谷幸三郎取締役は話す。訪れた石山隆司さん(72)=湖南市=は「箸休めで目を上げた時、つい見てしまう奇抜で素晴らしい絵」と感心していた。

 甲西文化ホール(同市中央5丁目)でも同時開催し、3人を含む県内外の障害者7人の作品約90点を並べている。ともに21日まで。月曜休み。

【 2019年03月13日 09時59分 】

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