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夜空焦がす炎、春の訪れ告げる 京都・清凉寺「お松明式」

大勢の参拝者が見守るなか、高々と燃え上がる大松明(15日午後8時33分、京都市右京区・清凉寺)
大勢の参拝者が見守るなか、高々と燃え上がる大松明(15日午後8時33分、京都市右京区・清凉寺)

 京都市右京区の嵯峨釈迦堂(清凉寺)で15日夜、「お松明式」が営まれた。高さ7メートルの松明3本が次々と点火され、月が輝く春の夜空に火の粉が舞い上がった。

 釈迦(しゃか)入滅の日に、その遺徳をしのぶ「涅槃会(ねはんえ)」の行事の一環。お松明式は釈迦の火葬の様子を表すとされるほか、3本の松明を早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)と見立てて1年の豊凶を占うとも伝わる。

 午後8時半、炎を上げる護摩壇から火が順次ともされると、フジやマツ、ヒノキで組まれた3本の松明はすぐに勢いよく燃え上がった。周囲に集まった参拝者は炎の熱を感じつつ、粉雪のように降りしきる火の粉をよけながら、赤々と燃え上がる松明を写真に収めていた。

【 2019年03月15日 21時10分 】

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