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「三鉄カラー」の叡山電鉄が運行開始 岩手・三陸鉄道を応援

青と赤色のラインを車体に引いた「三鉄カラー」の叡山電鉄の電車(京都市左京区・叡電出町柳駅)
青と赤色のラインを車体に引いた「三鉄カラー」の叡山電鉄の電車(京都市左京区・叡電出町柳駅)

 京都市左京区の叡山電鉄(叡電)は、東日本大震災での被災線路が開通した岩手県の三陸鉄道(三鉄)を応援しようと、同鉄道の車両カラーを模した電車の運行を31日に始めた。三陸の海を表した青や赤色のラインを白い車体に引き、被災地の復興を遠く離れた京都で発信する。

 2009年から毎年開く叡電のイベントに、三鉄が自社のグッズやポスターを提供するなど両社は交流してきた。昨年の台風21号被害で叡電の一部区間が2カ月近く運休を余儀なくされた時には、三鉄の社長が京都まで激励に駆けつけたという。

 東日本大震災による津波で不通になったJR線の一部が移管され、3月23日に開通した三鉄リアス線を祝うため、叡電は保有する車両1両に「三鉄カラー」を施した。来年3月までの期間限定で、叡山線と鞍馬線で1時間に1本ほどのペースで運行する。

 始発駅の出町柳には多くの鉄道ファンが駆けつけ、「被災地の鉄道復旧の象徴」ともいえるカラーの車体に盛んにカメラを向けていた。叡電運輸課の小寺宗則さん(46)は「三鉄や岩手のPRにつながればうれしい」と話した。両社は今後もイベントなどでの連携を進めるという。

【 2019年04月01日 10時46分 】

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