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改元にギリギリ間に合った 分譲宅地「平成台」完売にめど

南丹市が分譲を進めて完売のめどがたった住宅地「平成台」(同市園部町)
南丹市が分譲を進めて完売のめどがたった住宅地「平成台」(同市園部町)

 今月末で幕を閉じる「平成」の名を冠した京都府南丹市園部町小山東町の市分譲宅地「平成台」に完売のめどが立った。JR園部駅から徒歩5分の好立地ながらも長い不況で販売不振が続き、分譲開始から20年以上の歳月が流れたが、市は改元を前にした完売のめどに胸をなで下ろしている。

 平成台は、旧園部町が主導した土地区画整理事業で園部駅南側に全165区画(17・3ヘクタール)の住宅地が造成された。「3世代同居型のゆとりある宅地」として平均300平方メートルの区画で、旧園部町が立ち上げた町都市開発財団などが1997年から売り出したが、バブル崩壊後の長期不況で売れ行きは振るわなかった。販売価格は、地価下落に合わせて引き下げられ、2013年には分譲開始時のほぼ半値となった。

 一方で、10年にはJR山陰線の京都―園部駅間の複線化が完了。13年には京都第二外環状道路(沓掛―大山崎インターチェンジ)が開通し、都市部へのアクセスが向上した。

 市は販売や宣伝担当の職員を配置して、「京都市内(二条駅)まで快速電車で31分」とアクセスの良さをPR。13年に6区画、14年に10区画が売れ、昨年末に最後の1区画の契約予約があった。

 市総務課は「長期間かかったが販売できて安心している。開発当初の3世代同居のコンセプトに沿ったまちの発展に期待している」としている。

【 2019年04月18日 09時21分 】

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  • 南丹市が分譲を進めて完売のめどがたった住宅地「平成台」(同市園部町)
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