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夜通し「ミッドナイト念仏」国宝三門に響く 京都・知恩院

三門楼上の仏堂で厳かに営まれた法要(18日午後7時5分、京都市東山区・知恩院)
三門楼上の仏堂で厳かに営まれた法要(18日午後7時5分、京都市東山区・知恩院)

 夜通し念仏を唱える「ミッドナイト念仏in御忌(ぎょき)」が18日夜、京都市東山区の知恩院(浄土宗総本山)で始まった。通常非公開の三門(国宝)楼上の仏堂では、参拝者が一心に木魚をたたいた。

 午後7時、仏堂の宝冠釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)(重要文化財)と十六羅漢像(同)を前に、僧侶たちによって釈迦の遺徳をたたえる法要が始まった。約30分の法要の後、知恩院の僧侶の発声に続いて念仏が始まった。薄明かりに極彩色の天井画が照らし出された仏堂内には、参拝者約150人が木魚をたたく音と「南無阿弥陀仏」と唱える声が響き渡った。三門下には仏堂に入るための長蛇の列ができた。

 神戸市の主婦小谷美晴さん(60)は「毎年できるだけ参加している。今年も無事に来ることができた感謝を込めて木魚を手にした」と話した。

 ミッドナイト念仏は宗祖法然をしのぶ法要「御忌大会」(18~25日)の開幕行事で、1997年から毎年行われている。19日午前7時まで続く。

【 2019年04月18日 21時49分 】

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