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これぞ枯山水ワンダフル 若手造園家が渡米、姉妹都市の庭園再生

伸び広がった庭木をせん定する若手職人たち(米スティルウォーター市・コミュニティーセンター)=亀岡市造園事業協同組合提供
伸び広がった庭木をせん定する若手職人たち(米スティルウォーター市・コミュニティーセンター)=亀岡市造園事業協同組合提供

 京都府亀岡市内の若手造園家たちが、市の姉妹都市・米スティルウォーター市に先輩職人が22年前に寄贈した日本庭園を現地に赴いて修繕した。伸び広がっていた庭木のせん定や石組み景観を整え、本来の趣をよみがえらせた。

 修繕を手掛けたのは市造園事業協同組合青年部員ら6人で、先月中旬に渡米し、4日間にわたり作業した。

 同組合は1997年、国際交流の一環で現地のコミュニティーセンター内に枯山水庭園(約330平方メートル)、オクラホマ州立大内に茶庭(約70平方メートル)を寄贈。当時の青年部員が日本から石材などを運んで造った。

 以来、専門的な手入れがされず、木の枝葉が伸びて覆い、石組みの一部が埋まるなどしていたため、同組合が都市緑化機構の助成金を得て青年部員を派遣。松やハナズオウの枝葉を刈り込み、滝を表した石組みを復元した。茶庭には新たに水音を楽しむ「水琴窟」も設け、現地担当者に維持管理の方法も伝えた。

 参加した桂裕司さん(43)=同市薭田野町=は「本来の姿を取り戻し、日本庭園の魅力を多くの人に知ってもらえるとうれしい」と話していた。

【 2019年05月09日 12時28分 】

ニュース写真

  • 伸び広がった庭木をせん定する若手職人たち(米スティルウォーター市・コミュニティーセンター)=亀岡市造園事業協同組合提供
  • 修繕された枯山水庭園。覆っていた枝葉を刈り込むと石組みの滝が現れた
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