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ウミウの「ウッティー」初産卵 人工ふ化2世期待、宇治川鵜飼

ウッティーが初めて産んだ卵を手に取る鵜匠の沢木さん(京都府宇治市宇治)=市観光協会提供
ウッティーが初めて産んだ卵を手に取る鵜匠の沢木さん(京都府宇治市宇治)=市観光協会提供

 「宇治川の鵜飼」を主催する京都府宇治市観光協会は8日、国内初の人工ふ化で生まれたウミウの「ウッティー」が初めて産卵したと発表した。有精卵の場合、ふ化まで1カ月ほどかかるといい、関係者はウッティー2世の誕生に期待を寄せる。

 人工ふ化で生まれたウッティーは現在9羽いる。今回産卵したのは2014年に初めて生まれたウッティー1号で、2月下旬ごろから繁殖期の兆候を示す白っぽい飾り羽根が顔付近に現れ、黄色いくちばしが赤みを帯びてきた。4月下旬、ウッティーと野生由来のウを分ける鵜小屋内の仕切りが偶然開いた隙に、野生由来のオスがウッティーとつがいになったという。

 今月8日午前10時ごろに卵が確認された。大きさは縦5・8センチ、横3センチ。重さ43・4グラムあり、現在はふ卵器で温めている。

 今年は4月18日に野生由来のウミウが2年ぶりに産卵し、これまでに計10個の卵が見つかっている。このうち4個は無精卵で2個は割れたが、ウッティーの産んだ1個を含め4個はふ卵器で温めており、14日に有精卵かどうか調べる予定。

 沢木万理子鵜匠は「ウッティー1号の体や卵は他と比べても小さいので、しっかりと見守りたい。2世の誕生を楽しみにしている」と話す。

【 2019年05月09日 14時48分 】

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  • ウッティーが初めて産んだ卵を手に取る鵜匠の沢木さん(京都府宇治市宇治)=市観光協会提供
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