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早乙女姿の女子学生、苗を手植え 京都・美山「お田植え祭」

かやぶきの里で行われたお田植え祭で苗を植える早乙女たち(京都府南丹市美山町北)
かやぶきの里で行われたお田植え祭で苗を植える早乙女たち(京都府南丹市美山町北)

 京都府南丹市美山町北の「かやぶきの里」で12日、五穀豊穣(ほうじょう)を願う「お田植え祭」が営まれた。伝統行事を再興して10年目を迎え、早乙女が美しいかやぶき屋根の民家をバックに稲の苗を手植えした。

 お田植え祭は、かやぶきの里保存会や知井八幡神社などが2010年から地域活性化につなげようと、毎年、実施。早乙女は南丹市にキャンパスがある京都伝統工芸大学校の学生らが務めた。

 祭りは、同神社の神饌(しんせん)田で行われ、神職による神事の後、編みがさにかすり姿の早乙女14人が水田に入った。早乙女は1列に並び、太鼓の合図で苗を丁寧に植えていった。田の周囲では写真愛好家らが早乙女に盛んにシャッターを切っていた。

 早乙女を務めた同大学校1年の女子学生(18)は「足が重くて大変だったけど、普段経験したことがないことなので楽しかった」と笑顔。同保存会の中野忠樹会長(65)は「昔ながらの作業で米をつくると、充実感が得られる。節目を迎えたが今後も続けたい」と話していた。

【 2019年05月13日 09時10分 】

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