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涼しげ、クリンソウ最盛期 3日連続の真夏日にもりんと咲き

最盛期を迎え、境内に彩りを添えているクリンソウ(13日、京都市左京区・阿弥陀寺)
最盛期を迎え、境内に彩りを添えているクリンソウ(13日、京都市左京区・阿弥陀寺)

 日本列島が高気圧に覆われた13日、京都市内では最高気温が30・3度となり、3日連日の真夏日を観測した。同市左京区大原古知平町の阿弥陀寺では、クリンソウが最盛期を迎え、涼しげに咲く赤紫や白、黄色などの花が参拝者の目を引きつけている。

 クリンソウはサクラソウ科の多年草で、府の準絶滅危惧種になっている。花をつけた様子が、仏塔の九輪に似ていることが名前の由来とされる。同寺では約30年前から書院の中庭で保護している。昨夏に老朽化した宝物殿を移築し、中庭が広くなり、本数が50株増の約400株になった。今年は4月末から咲き始め、今月末まで楽しめるという。

 中庭では、彩り豊かなクリンソウが建物の影の中や隙間から差す陽光を受け、コケや葉の緑色に映えていた。家族3人で訪れた高島市勝野の主婦(75)は「すっと伸び、りんと咲く姿がきれい。嫌な事も吹き飛びます」と喜んでいた。拝観は午前9時~午後4時。有料。

【 2019年05月13日 20時00分 】

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