出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

宇治川のウミウ産んだ卵のうち3個が有精卵 ひな誕生に期待

ライトが当てられ、緑色に浮かび上がるウミウの卵。黒い部分が脈絡の可能性があり、有精卵と判断された
ライトが当てられ、緑色に浮かび上がるウミウの卵。黒い部分が脈絡の可能性があり、有精卵と判断された

 「宇治川の鵜飼」を主催する京都府宇治市観光協会は14日、ウミウが産んだ卵5個を調べ、3個が有精卵と判断した。残り2個は、人工ふ化で誕生した「ウッティー」が初めて産んだ卵だが、日が浅いため判定を保留した。1週間後に再検査する。

 ウミウの産卵は2年ぶり。これまで野生由来のウミウが5個産卵し、2個は割れたが、3個はふ卵器で温めている。2014年に国内初の人工ふ化で産まれたウッティー1号も今月に初めて2個の卵を産んだ。

 暗室で鵜匠らが見守る中、大和動物病院(同市広野町)の高橋尚男理事長が1個1個に発光ダイオード(LED)を当て、殻の質の変化や脈絡の様子などで判定した。ウミウを研究する国立民族学博物館の卯田宗平准教授は「ウッティー2世が誕生すれば鵜飼で初めて。ひながどう行動するのか、前例のない状況をしっかり記録したい」と期待を込めた。

【 2019年05月15日 13時30分 】

ニュース写真

  • ライトが当てられ、緑色に浮かび上がるウミウの卵。黒い部分が脈絡の可能性があり、有精卵と判断された
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース